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2020年に行われた「たけしと生活研究会の事業報告書ができました!
300ページにわたる冊子には、2020年度に新たに加わったシェアハウスメンバーたちの様子や、レッツが新しく始めたヘルパー事業「ULTRA」の経緯、そして全国の様々な有識者インタビューやトークシリーズ、シンポジウムなど盛り沢山な内容となっています。
【たけしと生活研究会とは】
「たけしと生活研究会」は、重度の知的障害がある青年・久保田壮(たけし)さんが、親元を離れて自立生活を試みることから始まりました。生活全般に介助と見守りが必要な壮さんは、クリエイティブサポートレッツが運営する「たけし文化センター連尺町」のゲストハウス付きのシェアハウスで、ヘルパーの支援を利用しな がら生活しています。ここでは、壮さんの他にも障害のある人が親元から離れた生活を体験するほか、支援者 ではない一般の人も、シェアハウスに同居したり、ゲストハウスに宿泊したりします。シェアハウスでの生活 の実践や、研究活動を通して、重度知的障害者の暮らしのあり方について考えています。
一方、生活について困っているのは、障害のある人だけではありません。また、人の生活には正解などなく、 そのあり方は多様ですが、同じ地域・社会で生きている以上、個々の生活は地続きなもので、それぞれを切り 分けて考えることはできません。そこで、障害がある人だけの生活を考えるのではなく、様々な人たちが共に 暮らす「私たちの生活」について、障害のある人たちと共に考える研究会として「たけしと生活研究会」を発足しました。
【目次】
●たけしと生活研究会とは p3
事業概要
実施内容
●たけし文化センターでの実験 p9
たけし文化センター連尺町
登場人物・事業所
ケーススタディ
重度の知的障害者とただ、一緒にいてみると~滞在者から見た、シェアハウスでの生活~
●トークシリーズ p43
健康は何のためか?
重度障害者の家族が考える自立
食事とケアのきほんのき
●有者ヒアリング p97
播磨靖夫 (一般財団法人たんぽぽの家理事長)
岡部耕典 (早稲田大学文学学術院文化構想学部教授)
片桐公彦 (厚生労働省障害保健福祉部虐待防止専門官、障害福祉専門官)
野澤和弘 (植草学園大学副学長、毎日新聞客員編集委員)
竹村利通 (日本財団公益事業部 国内事業開発チーム シニアオフィサー)
猪瀬浩平 (明治学院大学教授)
本後健 (厚生労働省保険局高齢者医療課長)
●ヘルパーインタビュー p181
茂木秀之(NPO 法人日常生活支援ネットワーク「バーティ・パーティ」
NPO法人月と風と 合同会社呼及舎 天畠大輔 (一般社団法人わをん代表理事)
模邦彦
岩橋誠治(たこの木クラブ代表):
●総括 p225
たけしと生活研究会検証シンポジウム 2020
総括と今後の予定
独立行政法人福祉医療機構2020年度社会福祉振興助成採択事業
認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ
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